2011年07月13日

第9回西三河朝会開催記録

7月9日に第9回西三河朝会を開催しました。今回は「ひとり読書会」でした。

◎「今年前半ベスト本はこれだ」
主催者にとっての今年前半ベスト本は、以下の2冊

強く生きるために読む古典 (集英社新書)
岡 敦
集英社 (2011-01-14)
売り上げランキング: 28992


悪童日記 (ハヤカワepi文庫)
アゴタ クリストフ
早川書房
売り上げランキング: 8054



「強く生きるために読む古典」は日経ビジネスオンラインの連載「生きるための古典 〜No classics, No life!」の内容を抜粋・加筆したものです。この連載はずっと読んでいますが、岡さんの真摯な考え・文章が大好きです。自分がもっと古典を読んでみようと思ったきっかけの一つです。

「悪童日記」は続く「ふたりの証拠」「第三の嘘」も読んでいますが、1冊目をやはり挙げたい。読まされてしまう、読んでぞわっとくる本でした。


◎課題本について
今回の課題は、石原和幸「世界一の庭師の仕事術」。
本当にちょっとしたきっかけで花屋になり、チェルシー・フラワーショーで3年連続ゴールドメダルを取るまでの一代記。具体的な仕事術よりは、いかに仕事に向き合うか、について書かれています。
お客さんにせよ従業員にせよ、かかわる人たちの笑顔が見たい、喜んでもらいたい。すべてはここに収れんされるのですね。

口絵にはメダルを取った庭の写真があるのですが「え、これが庭?」と思ってしまいます。できれば彼が手がけた庭の写真が、もっとあるとよかったかも。
posted by sazanami at 13:34| 開催記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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